💻 ENFP-T(運動家)のMBTI結果から見る、私の思考法とこれからのキャリア
✅ 📋 1分で読めるこの記事の概要
- 私のMBTI診断結果は ENFP-T(運動家) であり、直感と感情を重んじる激動型タイプ。
- トラブルシューティングの現場では、原点思考×戦略的思考で過去の設計の歴史から未来の解決策を導き出す。
- 管理職としては、単なる作業ではなく納得感のある意義をチームに示し、変化の触媒(カタリスト)となる。
- 休日はSlackを閉じ、車やガジェットを通じたディープな1対1の対話でエネルギーをチャージする。
🔍 真夜中のアラートとMBTI:自分の思考のクセを知る
MBTI(16タイプ性格診断)は、ものの見方や意思決定のプロセスなどを分析し、人の性格を16種類に分類する有名な枠組みです。 システム障害の原因が一つではないように、人間の思考回路もまた複雑で多様な要素から成り立っています。
今回利用した公式の診断テストでは、さらにアイデンティティという指標を加えた精緻な分析が可能になっています。 MBTIは単に結果を見て納得するためのものではなく、自分の無意識のクセを客観視するための強力なデバッグツールです。 自分の特性をどうビジネスやマネジメントに生かし、弱点に対するフェイルセーフをどう設計するかが最大の目的となります。
今回はインフラエンジニアであり、チームを率いる管理職としての視点から、自分の思考法を整理してみました。 私の診断結果は ENFP-T(運動家) でした。
外向的で直感が鋭く、柔軟な可能性を求める一方で、語尾のT(激動型)が示す通り、自己研鑽への意識が高く周囲の反応に繊細なタイプです。 この結果をもとに、日々の現場での冷や汗や、チームマネジメントにおける意思決定の裏側を深掘りしてみます。
💻 現場のリアリティ:思考法と得意・不得意の解像度
ENFPの持つ発散的な直感に、ストレングスファインダーの原点思考と戦略的思考力が合わさることで、独自のトラブルシューティング能力が発揮されます。 例えば真夜中にPingの応答が途絶え、謎のパケットロスが発生した時、私は単に機器を再起動するだけの対処療法を好みません。
なぜこのMTUサイズに設定されたのか、数年前のネットワーク設計の経緯(原点)まで遡ってログやドキュメントを漁ります。 過去の文脈を深く理解した上で、だから今後はこういうアーキテクチャに改修すべきだという、未来への戦略を一気通貫で描くのが最も得意な領域です。
一方で、現在進行形の単調な作業や、手動でのファイアウォールのルール追加といったルーティンワークには激しい苦痛を感じます。 これは目の前の作業に対して、大局的に見て自動化すべきではないのかという疑問が湧き、モチベーションが削がれてしまうからです。 またT(激動型)の特性ゆえに、切り戻し判断のタイムリミットが迫る中、自分の決断が他部署にどう影響するかを脳内で過剰にシミュレーションして一人反省会をしてしまうこともあります。
💡 実践への落とし込み(どう生かすか)
- 強みの最大化: 過去の障害報告書(原点)から次期システムの要件(未来)を導き出すポジションで力を発揮する。
- 弱点のカバー: 文脈のない単純作業はAnsibleなどのツールで徹底的に自動化するか、仕組み化して手放す。
- 対人ストレス対策: 他部署との調整で疲弊した時は、そもそもこのプロジェクトの根本的なゴールは何だったかという大局的視点に立ち返る。
🤝 管理職の視点:「納得感」を生み出す意思決定の軸
ENFPのモチベーションの源泉は、地位や報酬そのものよりも 意義(Meaning) と価値観の一致にあります。 これを乗り越えることでユーザーの体験がどう良くなるのか、チームにどんな技術的成長をもたらすのかという意味を見出せないプロジェクトには身が入りません。
管理職としてチームを動かす際、私はメンバーをシステムの歯車として扱うことを最も嫌います。 技術的な課題解決の先にある納得感を大切にし、時には部署間の意見をつなぐハブとして、新しい風を吹き込むカタリスト(触媒)の役割を担います。
チームへの波及効果として、リーダーが自らの言葉で作業の意義を語ることで、メンバーの主体性は劇的に向上します。 ただの構築作業が、自社のインフラ基盤を進化させる重要なミッションへと昇華される瞬間です。
💡 実践への落とし込み(ビジネスにどう生かすか)
- カタリストの役割を作る: 新しいクラウド技術や監視ツールの検証役を自ら買って出て、チームに新しい価値観をインストールする。
- 意味のないタスクへの対処法: 意義を感じられない管理業務は、いかに最速で終わらせるかというタイムアタックのゲーム性を自分の中で設ける。
- Noと言うスキルの獲得: 最新ガジェットや新技術の話題に飛びついてキャパオーバーにならないよう、新しい依頼は一晩寝てから返事をするマイルールを徹底する。
☕️ オンプレから離れる休日:特殊な外向型としての性質
実はENFPは、外向型(E)の中で最も内向型(I)に近い性質を持っています。 人とワイワイ過ごす時間と同等以上に、休日は突然スマホの通知を切り、一人で感情や思考をリセットするメンテナンスウィンドウを強く必要とします。
休日の人間関係においては、浅く広い飲み会よりも、少数の友人と車や最新のガジェット、あるいは人生観について語り合うようなディープな1対1の会話を好みます。 平日の現場で神経をすり減らしている分、プライベートでは自分自身のエネルギーの回復に努めることが不可欠なのです。
💡 実践への落とし込み(プライベートにどう生かすか)
- 意図的な孤独の確保: カレンダーの週末に最初から予定ブロックを入れ、誰とも会わず好きな車を走らせるだけのリセット日を作る。
- 人間関係の断捨離: エネルギーを奪うだけの義理の付き合いは思い切ってデプロイ対象外とし、本当に大切にしたい関係性にリソースを集中する。
- コーピングリストの作成: 障害対応明けなどで感情の波が荒れた時に備え、お気に入りのキーボードを掃除する、深夜のドライブに行くなどの回復リストを用意しておく。
おわりに
MBTIの結果は、単なる性格占いの枠に留めておくにはあまりにも勿体ない情報の宝庫です。 インフラエンジニアとしての論理的な思考と、ENFP特有の人間味あふれる感情の機微。 この両輪を上手く回しながら、自分の強みを現場の課題解決やチームのマネジメントにどう還元していくかが、これからのキャリアの鍵になると確信しています。
明日からの業務では、まず気が重い事務作業を一つ自動化し、空いた時間でチームメンバーと技術の未来についてディープに語り合う時間を作ってみようと思います。
LEE
SIチーム管理職
2024年よりSIチームの管理職に従事。技術とマネジメントの両立をモットーに、現場のリアルな知見を発信しています。趣味は車とガジェット。