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4月1日に届いた緑のカード。情報処理安全確保支援士になって気付いた「実力不足」とこれからの話

4月1日に届いた緑のカード。情報処理安全確保支援士になって気付いた「実力不足」とこれからの話

✅ 📋 1分で読めるこの記事の概要

  • 煩雑なお役所手続きを経て、4月1日に情報処理安全確保支援士の「緑の登録証」が到着。
  • 士業の仲間入りを果たした達成感よりも、現場のリアルな脅威に対する自分の「防御力不足」に冷や汗をかく。
  • テックリードとして、教科書の知識を「切り戻し判断」や「経営層への説明」といった実務の意思決定にどう活かすか。
  • 初心にちなんで緑色に光るゲーミングキーボードを狙いつつ、泥臭く現場で研鑽を積む決意表明。

✅ 4月1日に届いた緑色のカード!士業の自覚と押し寄せる焦り 🔍

先日の記事で、法務局や郵便局を駆けずり回って書類を発送した話を書きました。 そして迎えた4月1日、ついに自宅へ情報処理安全確保支援士の登録証が届いたのです。

封筒を開けて顔を出したのは、目に鮮やかなグリーンのカードでした。 この資格は更新を重ねるごとに色が変わり、最終的には ゴールド へと昇格する仕組みになっています。

「ついに自分も国家資格を持つ士業の端くれか」と、一瞬だけ誇らしい気持ちになりました。 しかし、その歓喜の直後に押し寄せてきたのは、背筋をスッと冷たいものが流れるような強烈な焦りです。

試験を突破したとはいえ、私のセキュリティ知識は所詮、綺麗に整えられた教科書レベルに過ぎません。 インフラエンジニアとしての経験値はあるものの、高度なセキュリティの 実務経験 が決定的に不足しているのです。

登録証をもらったからといって、凄腕ハッカーの攻撃を華麗に防げるわけではありません。 むしろ、資格の重圧に対して自分の実力が全く追いついていない現実に、冷や汗が出ました。

現場でPingやtracerouteを打ちながら、MTUサイズの不整合に頭を悩ませる日々。 その泥臭いパケットのやり取りの中で、この資格をどう活かせばいいのか、まだ全く見えていなかったのです。


✅ 景色はまだ変わらない。だからこそ始まる「自己研鑽と研修」の日々 🤝

資格を取れば視界が開けるかと思いきや、見える景色はいつものインフラエンジニアの日常でした。 むしろ、支援士というバッジを付けたことで、自分に足りないピースがくっきりと浮き彫りになった感覚です。

管理職やテックリードとして現場を回していると、セキュリティの判断は待ったなしで降りかかってきます。 「このWAFの検知は誤検知だからスルーして良いか?」「インシデントの疑いがあるが、サービスを止めて切り戻すべきか?」

こうした決断を下す際、浅い知識のままでは、事業スピードと安全性のバランスを取ることができません。 経営層やチームメンバーが腹落ちするような、 納得感のある意思決定 ができないのです。

この緑色のカードは、「お前はまだスタートラインに立ったばかりのルーキーだぞ」という戒めなのかもしれません。 だからこそ、ここからが本当の勝負になります。

支援士には今後、最新の知識をアップデートするための、義務教育とも言える過酷な研修が待っています。 これを単なる座学で終わらせず、インフラ設計の現場でどう活かすかが問われます。

ゼロトラストの概念を自社の古びたネットワークにどう組み込み、チームを正しい方向へ導くのか。 この研修を通じて、表面的な知識を「現場で使える血肉」に変えていく作業が始まります。


✅ まとめ:グリーンからゴールドへ!実践力を磨く旅の始まり 💻

まずは目の前の泥臭いインフラ業務と並行しながら、これから始まる研修に全力で食らいついていきます。 浅い知識を実務レベルに引き上げ、インフラの深いレイヤーからセキュリティを語れるエンジニアを目指します。

いつかこのカードがブルー、そしてゴールドに輝く頃には、見える景色も劇的に変わっているはずです。 その日まで、設計ミスへの恐怖と戦いながら、現場でしっかりと経験を積んでいこうと思います。

さて、せっかくの記念すべきリスタートなので、初心を忘れないよう形に残るものを買おうかと企んでいます。 まだひよっこの「グリーン」にちなんで、 緑色のバックライトがギラギラ光るゲーミングキーボード なんてどうでしょうか。

タイピングのたびに士業の重みを感じながら、少しずつ、着実にステップアップしていきます。

LEE
Author

LEE

SIチーム管理職

2024年よりSIチームの管理職に従事。技術とマネジメントの両立をモットーに、現場のリアルな知見を発信しています。趣味は車とガジェット。

ネットワークスペシャリスト (2023年合格) 情報処理安全確保支援士 (2024年合格)